日鉄エンジニアリングが9日発表した24年3月期連結決算は、事業損益が13億円の赤字(前期は116億円の黒字)だった。国内の洋上風力発電建設などが順調に進んだ一方、保有する海洋作業船のクレーン故障関連で200億円超の損失を計上したことが響き、2006年の日本製鉄からの分社化以降では通期で初の赤字に転落した。 売上収益は16%増の4092億円。...