前期の全社純利益は232億円と過去最高益だった兼松。宮部佳也社長によると鉄鋼・素材・プラント部門は韓国での持分法投資に係わる減損損失で減益だったが、兼松エレクトロニクス(KEL)で手掛けるセキュリティ対策やDX関連の需要が旺盛だったほか、携帯電話販売、冷凍フルーツや飲料原料の輸入など他部門が好調だった。 25年3月期は純利益250億円とさら...