線材製品協会がこのほど公表した2023年度の冷間圧造用(CH)鋼線出荷実績は前期比3・4%増の136万3464トンとなった。2年ぶりに前年を上回ったものの、年度前半は低調な需要が長引いたため、コロナ以前の19年度対比では89%の水準にとどまった。 内訳は、国内出荷では普通鋼が23万2828トンで4・2%増、特殊鋼は3・8%増の109万686...