製鉄設備会社のスチールプランテック(本社・横浜市)が収益力を強化している。実績が豊富な電炉設備を強みに、4月に始まった2024~26年度中期経営計画では、平均受注額を23年度見込み比で1・7倍の500億円以上に拡大させる。脱炭素や自動化支援の領域を伸ばす方針だが、海外勢を交えた競争は激しい。就任2年目を迎えた若原啓司社長に成長戦略を聞いた。(...