ドラム缶工業会が200リットル缶についてまとめた2023年度の出荷量は、前年比3・7%減の1233万7278本だった。総じて各用途で需要が精彩を欠く中、在庫調整が進展するなどし年度の後半に持ち直しの動きが見られたものの、前半にかけての落ち込みを補うまでの規模には至らず、前年度に続くマイナスとなった。 用途別では、石油が5・1%減の181万6...