大阪鉄鋼流通協会パイプ部会は12日に例会を開催し、市況動向をまとめた。需要は一部を除き盛り上がりに欠けるが、流通はメーカー値上げを転嫁し始めており、相場は強含んでいる。 STKや角形鋼管などの専業メーカー品は4月に入り流通の仕入れ値高転嫁の動きが本格化している。3月中は流通の足並みがそろわなかったが、4月に入りほとんどの流通が5千円値上げに...