財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに2月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、熱延コイルは2022年10月以来、16カ月ぶりの90万トン割れだった。日本製鉄九州製鉄所大分地区で熱延ミルの定期改修があったほか、海外市況の低迷で商談自体が低調だった。鉄道用のレールでは、日本製鉄が復興支援としての供給を明らかにしていたウクライナへ7500...