2月末の薄板3品の国内在庫(メーカー・問屋・コイルセンター、速報ベース)は、1月末比5万4千トン増の406万1千トンだった。増加は2カ月連続。例年パターンでは2月は減少傾向となるが、今回は年始の能登半島地震や自動車メーカー減産などの一時的な需要(活動)減により、鉄鋼メーカー側の生産調整が追い付かず、一過性の在庫増となったと推定される。 2月...