関西地区の亜鉛めっき鋼板は横ばいで推移している。海外製品との値差は依然として開いているが、国内鋼板メーカーは値上げの姿勢を貫いている。2024年問題を目前に、流通においても運送コストの高騰は喫緊の課題で、すでに運送業者から新価格が通達されている。全体感として足元は様子見ムードだが、5月以降本格的に強含みに転じるだろう。 需要は大型の非住宅向...