形鋼は採算悪化により値上げが急務で、4月から実施する。一例としてH形鋼では5千円の転嫁を図る。 昨年度は需要の低迷が著しく、苦しい展開が続いた。今年も予測は立てにくい状況で、ファブの稼働見通しは工場により凸凹がある。また、25年に手配が始まる大型物件でも遅れが予想される。 一方、3月に入り荷動きは若干だが回復傾向で、中小物件の引き合いも増え...