神戸製鋼所の山口貢社長は13日夕、日本鉄鋼協会の春季講演大会で講演し、同社のカーボンニュートラル(CN)戦略を紹介した。神鋼は既存の高炉に天然ガス利用の還元鉄「HBI」を投入し、石炭由来のコークス使用を減らす独自技術を持つ。山口氏は「今後さらなる高度化を目指す」と述べ、この「HBI多量装入技術」を磨くことで製鉄プロセスの脱炭素化をさらに推し...