非鉄製錬大手8社の23年4~12月期連結決算が出そろった。銅や亜鉛、白金族金属(PGM)などの価格下落やエネルギーコストなど生産コストの上昇、電子材料の回復遅れなどから5社が経常減益(赤字転換含む)、6社が最終減益(同)となった。通期予想では受取配当金の増加や前期の評価損の反動といった特殊要因などから4社が増益を見込むが、非鉄市況の下落や電子...