日本アルミニウム協会がまとめたアルミ圧延品の需要部門別特殊分類出荷実績によると、2023年の自動車用アルミ圧延品出荷量は前年比19%増の34万4515トンだった。乗用車において素材のアルミ化が一部で進んだほか、トラック向けも半導体や部品調達の改善で素材需要が回復した。 品種別では板類が16増の20万6412トンだった。主力の「乗用車」は30...