世界鉄鋼協会が先週末発表した２０２３年（１～１２月）の世界の粗鋼生産量は、前年比横ばいの１８億８８２５万トンとなった。中国が微増だったほか、世界２位のインドが約１２％増加。２大生産国の増産が全体の生産量を押し上げた。　２１年に記録した過去最高（１９億６２４４万トン）には届かなかったが、２年連続で１８億トンを上回った。　中国は１０億１９０８万...