日本鉄鋼連盟が23日発表した2023年(暦年)の国内粗鋼生産量は前年比2・5%減の8699万6千トンだった。前年実績を下回るのは2年連続で、昨年に続き9千万トンを割り込んだ。半導体不足の解消で自動車向けの需要は底堅く推移した一方、産業機械や建設向けの需要が減少。輸出の伸び悩みも響いた。