ステンレス協会がまとめた鋼板受注統計によると、昨年10月の受注量(ホットコイルと磨帯鋼を含む)は前年同月比6・3%増の9万9109トンとなった。22年夏から受注水準が落ち込み、その後は足元まで底ばい状態が続いている。10月受注で前年同月比は3カ月連続の増加となったが、受注回復の手応えは乏しかった。 国内向けは3・7%減の6万8238トン、輸...