日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)が15日公表した2023年暦年の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は、前年比3・5%減の86万7545トンと2年連続で減少した。00年以降では09年のリーマン・ショック、20年のコロナ禍に次ぐ3番目の低水準。自動車関連向けが多いCH鋼線は前年から増加に転じたものの、建機や機械関連向けで一...