母材メーカーは物流問題やSDGs、カーボンニュートラルなど諸課題に対応するため値上げの意向を持っているようだ。 ただ需要が盛り上がらず、切板市況は昨年後半から需給が緩和気味。既に上がり切った販価を上積みできるような環境ではない。目先も足元の踊り場状態が継続するのではないか。  切板の荷動きは、昨年11月頃から減少傾向で、前年に比べ1~2割減...