基幹労連の非鉄総合に属する非鉄製錬大手5社(三菱マテリアル、住友金属鉱山、三井金属、DOWAホールディングス、JX金属)の労組は、2024年春季交渉で1万5千円を基準に賃金改善要求を提出することで最終調整している。物価上昇に対する実質賃金の維持に加え、優秀な人材を確保して成長につなげていくための「人への投資」を求めていく考えだ。