昨年は、原料価格が高止まりし、製品と原料の価格ディカップリングが定着するという過去に例のない大変厳しい一年となった。これらの環境悪化要因は今後も続くと考えざるを得ない。 海外戦略では、中国から米国・北米へ、鉄鋼需要が戦略的にシフトしていくことへの対応が必要となっており、USスチールの買収も、その視点からのチャレンジ。 また脱炭素という引き返...