2023年(暦年)のねじ製品類(ボルト、ナットなど)輸出は前年比1割減の29万1千トン前後となる見込みだ。このうち、10月から国境炭素調整措置(CBAM)の移行期間に入った欧州(EU)向けは8%減の約2万トン程度とみられ、輸出比率は全体の7%弱に相当。ボルト、ナット製品類はCBAMの対象品目に入っており、移行期間はEUの輸入業者がCO2排出量...