機器用電線メーカーの極東電線(本社・埼玉県新座市、社長・宮坂淳氏)は工場を増設する。倉庫建屋を改修して第4工場に充て、多芯電線用の撚り機や太物電線用の編組設備などを導入。高付加価値品を増産して収益力を強化する。2024年に稼働させる計画で、同社の製造能力は約3割増える。宮坂社長は「多芯品の製造を機にこれまで受注できなかった領域を攻め、今後5...