中国産金属シリコン価格は、再び下落局面を迎えている。中国内需・輸出向けともに需要の低迷が続く一方で、メーカーが右肩上がりの生産を続けているため、需給の緩和が一層進んだ格好だ。品種によってばらつきはあったが9月末に比べてトン当たり100~120ドル下落。目先も生産調整のムードがないため、年末にかけて一段安の可能性も強まっている。