原料炭の対日四半期価格(10~12月積み)が再び1トン300ドルの大台を突破する公算が強まっている。指標となるスポット価格が高止まりしているためで、今年1~3月積みの315ドルを上回る可能性もある。鉄鋼原料では、鉄鉱石も来年1~3月積みでの上昇が濃厚。アジア市場を中心に鋼材マーケットが弱含む中で、高炉メーカー各社は原料高への対応を迫られること...