国土交通省が公共建築工事標準仕様書(機械設備編)で水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管を給水管に採用することを決めたのは、1977年(昭52)4月。以後40年経った今も、公共工事をはじめ中高層建物や大型施設で上水系、雑用水系ともに最も多く使用されている。 給水管には当初、水道用亜鉛めっき鋼管が採用されていたが、亜鉛溶出による水道水の白濁問題か...