東京製鉄は19日、10月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。全面据え置きは3カ月連続。輸出向け需要の低迷と建設需要の時期ずれなどで鋼材需要は全体に盛り上がりを欠く状況にある。円安進行で原油をはじめとするエネルギー価格や資源価格など諸コスト上昇が予想されるが「足元の国内外のマーケット状況を勘案して据え置いた」(小松崎...