鉄鋼・アルミニウムの輸入に追加関税を課した米国の通商拡大法232条(国防条項)をめぐり、米―EU(欧州連合)間で交渉に入っている「グローバルアレンジメント」の交渉期限が迫ってきた。妥結するのか、決裂するのか。今のところ情勢は五分五分だが、交渉結果は、日本の鉄鋼製品の対米輸出で導入された関税割当制にとどまらず、鉄鋼貿易全体にも影響を与えるとみら...