日本製鉄は4日、2024年3月期の連結事業利益が6900億円になるとの見通しを発表した。前回(5月)公表の6500億円から上方修正した。在庫評価損の計上で前の期に比べ約2200億円の減益となるが、在庫評価差を除いた実力ベースでは、過去最高の8400億円(前回予想は8千億円)を見込む。製鉄事業を取り巻く事業環境は厳しさを増しているが、製鉄事業で...