日本製鉄は4日、東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)にある小型の水素還元試験高炉(炉内容積12立方メートル)で、加熱した水素を活用したことで炉本体からの二酸化炭素(CO2)の排出削減効果を約22%まで高められたと発表した。常温の水素を用いた従来試験の10%程度から12ポイントの上積みに成功。水素を活用した高炉からのCO2排出削減率としては世...