関東地区で電炉メーカーの鉄スクラップ買値(H2)がトン5万円超で3週間ほど模様眺めが続いている。輸出対抗を目的に東京製鉄宇都宮工場が先月12日に買値を1500円引き上げ、市況は3カ月ぶりの高値に上伸した。しかし、その後は海外需要が停滞する中、品薄感が下支えとなり「下がりそうで下がらない」(ヤード業者)相場展開となっている。足元は依然様子見ムー...