日本製鉄は24日、国宝で世界遺産にも登録されている富岡製糸場・西置繭所(群馬県富岡市)の耐震補強部材にチタン箔が採用されたと発表した。国宝の建造物にチタンが使われるのは初めて。古材を傷つけずに十分な補強が可能なことから管理者の富岡市が適用を決めた。日本製鉄は今回の受注をテコに歴史的建造物へのチタンの普及に弾みをつける。 採用されたのは、貼る...