財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに5月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、広幅の熱延コイルが119万7千トンで2016年5月の125万6千トン、15年7月の122万1千トンに次ぐ月間3番目の高水準だった。アームサ(AHMSA)の操業停止でメキシコ向けが引き続き高い水準だったほか、欧州やアフリカといった相対的に市況が高い遠隔地向け...