日本精鉱は2023年度の中瀬製錬所(兵庫県養父市)におけるアンチモン製品生産量が前年度比8%増の4500トンになると予想する。景気悪化に伴い落ち込んだ難燃助剤や触媒、減摩材向けなどの需要回復を見込む。 前年度は主力製品・三酸化アンチモンの海外需要などの低迷により、販売量(輸入製品の国内販売、中国市場への販売含む)が16%減の5374トンと低...