日本チタン協会がまとめた2022年度の全国チタン展伸材出荷量は、前年度比で21・3%増の1万4788トンだった。コロナ禍で減少した需要の持ち直しが続いており、2年連続で前年度実績を上回った。分野別では主力のプレート式熱交換器(PHE)用途が大幅に伸び、全体をけん引した。 全体の約6割を占める輸出は18・7%増の9269トンだった。船舶や化学...