日鉄ドラムの23年3月期連結決算は、売上高が前期比8・6%増の274億2400万円、経常利益が30・4%減の22億9300万円、純利益が29・5%減の15億8900万円だった。諸コストの上昇分を反映した新たな製品価格に対する一定の理解が進んだ一方、需要の低迷に伴って販売数量が減少。エンジニアリング事業もサプライチェーンの混乱が影響した。