日鉄鋼管の23年3月期の単独決算は売上高が前期比12・3%増の781億9300万円、経常利益が3・0%減の59億800万円、純利益が1・1%減の44億1100万円だった。 原材料費の上昇分を製品価格に転嫁したことが寄与し増収。一方、中小の建築向けの鋼管需要低迷で販売数量が減少し、利益は前年並みにとどまった。 22年10月に海外事業を日本製鉄...