全国厚板シヤリング工業組合がまとめた3月の鋼板流通調査によると、出荷量は前月比8・2%増(前年同月比3・4%減)の16万6343トンとなり、前月実績を2カ月連続で上回った。 実働日数が増えたことに加え、3月は期末環境に伴う年度末の駆け込み注文も寄せられ、出荷増につながったものとみられる。 需要環境は、主力の建築・建材分野は首都圏の大型再開発...