非鉄製錬大手8社の2022年度連結決算が出そろった。円安影響はあったものの、銅価格の下落やエネルギーコストの上昇、電子部材需要の減速などから8社中7社が最終減益となった。23年度は8社中5社が最終減益を見込む。銅価格は22年度並みで推移する見込みだが、亜鉛やニッケルなどの価格は下落する見通し。自動車・電子関連需要は緩やかな回復が期待されるが、...