東洋製罐グループホールディングスの副島正和常務は、増大する諸コストをめぐる対応を「最大の経営課題」と考える。23年3月期では、基盤事業である包装容器事業のうちアルミ缶について、製品販価へ原材料価格の変動を織り込む取引形態の導入で価格変動リスクをヘッジ。12日に公表した「資本収益性の向上に向けた取り組み」では、27年度の利益や自己資本の目標値...