日本電解は10日、米国カムデン工場で進めていた回路基板用銅箔向け製造設備を車載電池向けにする改造工事が完了し、試運転を始めたと発表した。生産能力は年産1200トンで、米国内の大手電池メーカーに供給される。今夏からサンプル出荷し、下期に量産を始める。設備投資額は2600万ドル。 同社によると、高性能車載用リチウムイオン二次電池用銅箔製造装置が...