国土交通省の建築着工統計を基に試算した3月の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は、前年同月比21・9%減の27万8450トンと大幅に減少した。マイナスは2カ月ぶりで、前月比でも19・5%減と2割近く縮小。けん引してきた超大型物件が前年の反動で半減したのが響いた。 構造別で見ると、鉄骨造(S造)は前年同月比23・9%増の26万7200トンと精彩を欠いた...