全国コイルセンター工業会(JSCA)がまとめたステンレス鋼板販売・在庫統計によると、2022年度の販売量は前期比4・5%減の62万5千トン、加工量は5・9%減の98万6千トンだった。販売・加工量ともに過去10年では新型コロナ禍により生産活動が停滞した20年度に次ぐ低水準となり、加工量は再び100万トンを割った。 販売のうちニッケル系冷延は8...