建築鉄骨の製作単価が上昇傾向を維持している。今年1月には過去最高だった昨年11月と12月の価格水準から一時下落したが、翌2月には反発した。H形鋼など鋼材の市場価格が上伸した3月には、価格転嫁により鉄骨単価もさらに上昇したとみられる。これまで停滞していた中小建築物の出件が今後増えれば鉄骨ファブリケーターの稼働率もひっ迫し、4月以降も鉄骨単価は高...