日本伸銅協会によると、2022年度伸銅品生産量(速報値)は前年度比6%減の72万5010トンとなる見込みだ。2~3月の生産が想定を下回ったことから、先月発表した需要見通しからは1%下振れた。年度前半までは自動車、半導体関連が底堅く推移したが、後半に車載電子部品向け以外の需要が低迷。コロナ前の19年度に比べて2%少ない生産水準となった。