中部地区の普通鋼鋼材は、4月に入ってからも低調な実需動向が続いている。土木建築は公共工事の大型物件や物流倉庫関連は比較的堅調ながら、民間の中小案件は依然着工が鈍い。 一方で製造業では、自動車の生産回復動向が顕著に。関連するコイルセンターや部品加工メーカーの稼働率は先月下旬あたりから落ち着いていたが、今後上昇が期待されている。ただ、価格動向に...