大阪鉄鋼流通協会パイプ部会は、先週13日に例会を開催し、市況動向をまとめた。メーカーの販売姿勢は、基本的に変化ないが、店売りの荷動きが前年を下回る中、安値折り合いが散見される。その一方で、電気代や副資材価格の上昇を転嫁するため、流通は一部の加工賃を引き上げている。 店売りの荷動きは、今年に入り前年同時期に比べ1~2割減少。需要全体が落ち込ん...