日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)がまとめた2022年度の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は87万3835トンとなった。前期比1割減と2年ぶりに前年を下回り、コロナ以前となる19年度対比でも88%の水準に留まった。磨棒鋼、CH鋼線ともに主な向け先である自動車関連の需要が下振れした。 内訳は磨棒鋼が前期比10・6%減の4...