新金属協会・希土類部会がまとめた国内希土類(レアアース)需要実績によると、2022年は前年比12・9%減の1万6039トンで、2年ぶりに減少した。磁石用途となるジジム・ネオジムは堅調に推移した一方、研磨剤や触媒用途となるセリウムが20%以上の大幅減となったことが響いた。また、セリウムは9年ぶりに5千トン割れとなった。 品目別は、イットリウム...