銅・黄銅屑の需給は低位安定となっており、問屋は一定量の品物を確保できている。市中では、ひっ迫感がないことから、電気銅建値に沿った適正価格での取引が中心となると考えられる。商いにおいては、需要が低調であるため、問屋は高値の仕入れ値を付け、在庫を高く積もうとはしないだろう。 主な向け先である伸銅メーカーの需要は4月以降も低水準が続く見通しだ。4...