日本製鉄が、子会社の日鉄エンジニアリングが持つ製鉄プラント事業部門を10月1日付で日鉄本体に吸収する。グループ全体の設計体制効率化を図り、脱炭素化に対応した次世代設備の技術開発を強化する考えだ。 日鉄エンジは2006年、本体からエンジ部門が分離・独立して発足した。子会社とはいえ日鉄エンジが持つ製鉄プラント設計機能の重要度は高く、日鉄本体が国...